共和国記念日事情〜トルコ御歳96歳〜
メルハバ〜ご無沙汰しております、tamateaです。
あっという間に10月も終わってしまいそうなので、滑り込みでブログを書いておこうと思い立ちました、、(汗)
さて今回の話題は、共和国記念日事情〜!
内容としては
①10月29日は何の日?
②街の様子はどんな感じ?
という二本立てで書いていこうと思います。
それではまず①から。
①10月29日は何の日?
昨日10月29日はトルコにとって、トルコ国民にとってとっても大切な1日でした!
なぜなら。。。
96年前のこの日にトルコ共和国が樹立されて今に至るからです!
今のトルコは1923年10月29日に誕生しました。
ムスタファ・ケマル・アタトゥルクを初代大統領として、トルコ共和国が樹立され、
近代化・世俗化・西欧化が図られました。
近代化の主なものにはカリフ制の廃止や文字改革が挙げられます。
文字改革とはアラビア文字が廃止され、ローマ字をもとにトルコ語が新たな国語となったことを指します。
トルコ→中東地域→アラビア語
というイメージを持たれがちですが、トルコ語はアラビア文字ではなくローマ字なんです!
少し本題からは話が逸れましたが、
ともかく、アジアにもヨーロッパにも簡単には分類し難い独特の雰囲気を持つこのトルコという国は、
トルコ国民が愛してやまないアタトゥルク様の改革・政策に始まったと言っても過言ではないと思います。
ということで、題名への回答は「10月29日は共和国記念日」です!
②街の様子はどんな感じ?
共和国記念日の10月29日は数少ない祝日のうちの一つ。
(日本の祝日の多さをこっちに来て改めて実感しました、、)
街中の店は閉まるのか?銀行は空いてるのか?スーパーは?街の様子はどうなる?
など当日を迎えるまで何もかも未知でしたが、
トルコ人に聞いたところ、政府関係の機関や公的機関は閉まり、それ以外はいつも通り営業している、とのことでした。
そしていざ当日を迎えると、街にはたくさんの人、人、人、、、!でした
狭いこのイスタンブールの人口は約2000万人、そしてそのほとんどの人が外に出てるのではと思ってしまうくらいに街には人があふれかえってました。家に閉じこもって静かに記念日を過ごすのではなく、街に出向く人の方が多そうでした。パレードや集会もいろんなところで開催されていたみたいです。
ヨーロッパ側の市場に行ってみたのですが、まるで満員電車かのように人の波に揉まれました、、
以下は街の様子です。
写真を見てお分かりの通り、街には国旗、国旗、国旗の嵐!
トルコは普段から、
視界に国旗が入らないことはないんじゃないか
っていうくらいには国旗であふれていますが、
共和国記念日は一層国旗の数が増えていました〜
ドイツ人の友人は「いつか『トルコにおける国旗の数は人口よりも多い』という論文出そうかな」なんて冗談を言っていました(笑)
日本にこんなに国旗があったらどう思うだろう、奇異に思うだろうなあなんて思う一方で、外国人の私にとっては国旗に溢れる景色がそれはそれで綺麗に見えたりもしたり、、(!?)トルコ人たちの強い愛国主義の表れとも見えますがね、、
そしてラッキーなことにこの日はバスや電車、フェリーなどの公共交通機関が全て無料でした!こういうところからもこの日がいかにトルコにとって特別な日かがわかりますね〜
他にもお店によっては値引きセールを実施していたりと、日本の年明けセールを思い起こさせました〜
長々と書いてしまいましたが、トルコで初めて過ごした共和国記念日、個人的には一日ヨーロッパ側を満喫し、とても楽しませていただきました!(笑)貴重な祝日、終わってほしくはなかった〜〜
ではではこの辺で〜