tamatea紀行

トルコ留学中の日本人大学生が綴ります。

機内での出会い 

今回は東京ートルコ間での行きの飛行機でのちょっとした出来事について書こうと思います。

 

久しぶりの飛行機でワクワクしていた私。

トルコまでの12時間のフライトで

映画何本観れるかな〜しか考えてなかった私。

 

ただ、隣の席の黒人の方がなんとな〜くそわそわしていることには気づいていました。

食後のコーヒー紅茶をトルコ人CAが配りに来た時、

よし、トルコ語早速使うぞ!と思い、トルコ語で「砂糖入りの紅茶で!」

とお願いしたところ、

 

すぐに隣の黒人の男性が

「今君なんて言ったの?」と興味津々に話しかけてくれ、教えたところ、

私のトルコ語を真似しながらCAに同じものを頼んでいました。

どうやら飛行機に慣れていないらしく、どんな頼み方をするべきなのか私から学ぼうとしていたようでした。

 

そこから会話が始まり、

彼はカメルーン人で

横浜で8/28~30に開催されていたアフリカ開発会議TICAD)にスタッフとして参加した

ということでした。

日本が彼が初めて訪れた外国だったみたいです。


彼はカメルーンのことを話してくれました。

 

イギリス植民地とフランス植民地の名残が今も残り、

お互いが別の国になることを望んでいる、と。

お互いの地域出身の人が混ざり合った家族が存在するにもかかわらず、と。

彼自身の家族もその一つだそうです。


彼は彼自身の故郷の言語を話せるが、違う地方出身の妻とはフランス語を使うそうです。 それが植民地時代が残したことだ、と言っていました。


日本は素晴らしいと言ってくれました。教育をみんなが受け、人々は親切で、街は綺麗で、みんなが法に従っていて、とも。

 

彼は、アフリカはまだまだ全然劣っているというような話ぶりだったけれど、自分の目で早くアフリカを見て、アフリカの良さを発見したいと思いました。彼が日本の良さを発見してくれたように。

ということでらこれからトルコで一年留学するのにアフリカに興味津々になってしまった私でした~!笑