tamatea紀行

トルコ留学中の日本人大学生が綴ります。

強い人こそ泣いている

メルハバ〜こんにちは、tamateaです。

 

1ヶ月の長期休みも残すところあと1週間となり、

 

2学期目が始まってしまうと

もうすぐそこに留学終了のゴールテープが見えてしまうようで

焦るような寂しいような日本に帰れる嬉しさがこみ上げるような、、、

という感じです。

 

さて、今日のタイトルはちょっと意味深ですね。自分で言うのもなんですが。

読んでいただければ分かるかと思うので、

早速、

あるトルコ人の友人と話していてふと感じたことを記そうと思います。

 

そのトルコ人の友人は去年お父さんを病気で亡くしました。

こないだ彼女と会った日が彼女のお父さんの誕生日だったそうで、

少しお父さんの話をしてくれました。

 

彼女のお父さんが亡くなっていたことは共通の友人から聞いていたので知っていたのですが、直接そのことに触れたことはありませんでした。

彼女が自分からその話題に触れてくれたので、私は彼女にこう伝えました。

 

「あなたは強い人だよ。」

 

彼女はとっても明るくてユーモアに溢れていて一緒にいるだけで私まで楽しくなるような人です。大切な家族を失ったという辛い経験を一切思い起こさせないような人なので、上記の発言はストレートに思い浮かんだ内容です。

 

彼女は言いました。

 

「外では強いように見えるかもしれないけど、本当は家でたくさん泣いてるんだよ。昨日もお父さんの夢を見たの。私のお父さんは本当に友達みたいな人だった。昨日の夢でも『カフェに行こうよ』って私を誘ってたの。」

 

私までもらい泣きしてしまいました。

 

この時に感じたのは

強い人こそ人の目に映らないところでたくさん苦労し、涙を流しているのかもしれない

ということです。

 

ここでの強いとは精神的な強さを意味しています。

 

当たり前かもしれないですが

泣く=弱い

ではないということです。

 

私も辛い時、悔しい時、悲しい時、これまでたくさん涙を流しましたが、

時によっては泣いている自分を恥ずかしく、また情けなく思うこともありました。

 

実際にしょうもないことで泣いていたこともあったかと思いますが、

最近は、泣いてしまう自分を必ずしも責める必要はない、むしろ責めてはいけないと思うようになりました。

泣くほどの経験は必ずその先に活きている、と信じることも大切だと思いました。

 

ふとゆずのあの有名な曲の歌詞を思い出しました。

 

「人知れず流した涙(泪)があった。」

 

そんな涙が栄光へと繋がっている、涙が架け橋になっているはずってことですよね、多分。私はそう解釈しました。

 

思い立って勢いで書いてみたら

なかなかにセンチメンタルな内容のブログになりました、、

最後まで読んでくださった方々ありがとうございます。

 

それでは、また。